セックスの際、「中イキ」できている女性って、いったいどれくらいの割合なのでしょう?
ほぼ毎回のように射精する男性にとっては、セックスでイケない女性がどれくらいいるのか、なかなか想像がつきませんよね。
そんな女性の中イキについて、あの有名AV男優・しみけんが語っていました。
経験人数が1万人を越えるというAV男優・しみけんが『人生最高のセックスに出会いたい貴女へ』という女性向けのセックス本を書いているんです。
実際に1万人を越える女性とセックスし、そしてその他の色んな女性からも生の声を聞き続けているしみけんですから、その発言には大いに説得力がありますよね。
『人生最高のセックスに出会いたい貴女へ』でしみけんが語っていたのは、女性で中イキできるのは10人中1~2人、ということらしいんですよ。
この数字はちょっと驚きました。
そんなに少ないんですねぇ。
合わせて、「経産婦さんは中イキしやすくなる」と書いてありましたから、まだ子供を産んでいない若い女性だけに限ると、もっと少なくなるということなのかもしれません。
この数字は、アメリカ・インディアナ大学の学術調査の結果とほぼ同じなんですよね。
女性の8割がセックスでイッテない 米インディアナ大の学術調査
なぜそこまで少ないのか、本をよく読んでみると、こんな事も書かれていました。
なるほど、そういうことなんですね。
実際にペニスを挿入されながらイッたと感じている女性であっても、Gスポットへの刺激でイっている割合って結構高いのかもしれません。
本人はそれを「中イキ」だと感じていても、しみけん曰く、それは厳密には「中イキ」ではなく、「クリトリスイキ」と同じだということなんですね。
そして女性が実際に「イッたときの感覚」についても書かれていました。
でも、実際にはそんなイキ方をする人は少数派で、小刻みにイク人もいれば、ぼんやりと地味にイク人もいます。
イキ方は人それぞれです。
地味にイク人は、自分がイッたことにさえ気づかない場合もあります。
イッたかどうかを判別するのは簡単で、事後に自分の気持ちがスッキリしていればイッたと思っていいでしょう。
男性からすると、これも意外ですよね。
一般的には、女性のエクスタシーは男性の10倍以上も気持ちいい、なんて言われたりもしますよね。
お医者さんがそのように言ってたりもするので、実際にそうなんだと信じている人も多いと思います。
でも、実際にはそんな事ないのかもしれませんね。
「自分がイッたことにさえ気づかない場合もある」なんて、本当に驚きです。
男には射精という確かな証があるので、イッたことに気づかないなんて事は絶対にないですからね。
人それぞれ、「イキ方」には大いなる差があるということなんでしょうね。
しみけんの元には、「どうすればセックスでイケるようになるでしょうか?」という女性からの質問が沢山届くようです。
それだけセックスでイケないことに悩んでいる女性が多いということなんでしょう。
そんな時、しみけんはこのようにアドバイスするようです。
恥ずかしい、空しくなるなどとネガティブに捉えている女性もいますが、オナニーとは「セックス神経を研ぎ澄ますことで、イキやすいカラダを作る」トレーニング。
体勢は特にこだわりがなければ、イスに浅く腰かけてするのが良いと思います。
理由は「正常位の体勢に似ているから」です。
脚ピンオナニーでもいいのですが、いざセックスでイこうとしたときに、脚ピンしないとイケなくなってしまいます。
オナニーでイク感覚を覚え、膣の中の神経トレーニングをしたら、セックス中、相手に「そこをもっとして」「もう少し上をして」などと伝えたり、自分でクリトリスをいじったりして、自分から寄せていく努力が必要です。
いや~、素晴らしいアドバイスですよね。
何と素晴らしい名言でしょうか(笑)
「自分から寄せていく努力」というのも、まさにそうですよね。
恥じらいなど投げ捨てて、自ら貪欲に快楽を追究する姿勢は、相手の欲情にも繋がるし、それがなければいいセックスには絶対にならないですしね。
そして、セックスでイキやすくなるために、具体的にこのようなアドバイスもしていました。
挿入した際、5~10秒は動かさないこと。そうすることで膣がペニスにフィットしようとするんです。
これをするだけで気持ちよさが全然変わってきます。
挿入してすぐ動かしてしまうと、ホールドできずにお互いに締まりがない状態になります。
なるほど。挿入してすぐにピストンするのはよくないわけですね。
「動かさない」ということの大切さ。
肝に銘じたいと思いました(笑)
しみけん自身も言っているように、「イキ方」は本当に人それぞれだし、この話を参考にできる程度も人それぞれだと思います。
でも、18歳でAV男優になってから22年間、出演本数も経験人数も1万を超えているというしみけんの圧倒的な経験値を元にしたアドバイスは、聞くに値する部分が大きいと感じました。
あまり語られることのない、セックスの生々しい具体的な部分まで赤裸々に語ってくれるしみけんは、本当に貴重な存在だと思いますね。